結婚式二次会は着席、立食どっちが良い?

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貸切会場紹介サイト「宴索」にて、会場の写真撮影を担当しているカメラマン見習いの佐竹です。

さて、今回はいつもの会場紹介レポートではなく、結婚式二次会における席・テーブルのレイアウトについて書いてみようと思います。

実は私、カメラマン見習いが本職ではなく、普段はお店のパーティープランナーとしての仕事も持っています。

お店を結婚式二次会の会場としてご検討いただく新郎新婦様に対して、ご内見・お下見の対応や当日までの打合せをさせていただいています。

そこで重要なテーマとして、パーティー当日のレイアウトをどうするのか?がございます。
一般的な二次会のレイアウトで、かつ最も新郎新婦様のご希望が多いのは「半立食(半着席)」でありまして、椅子を壁際にまとめて置き、中心のスペースは立食用のチラシテーブルをいくつか並べて置く、といったレイアウトです。

このレイアウトって、実は非常に大事な要素でありまして、二次会が盛り上がるか、盛り上がらないかを握る重要なポイントなのであります。

では、一体二次会を開く際にはどのようなレイアウトにすれば良いのか、をまとめていきます。

1 一番人気の半立食は椅子の数がポイント!

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先にも述べたように、最も結婚式二次会で新郎新婦様からのリクエストが多いのがこのスタイルです。

結婚式二次会は披露宴とは違って、皆で賑やかにワイワイと盛り上がりたい。
でも女性ゲストはヒールでずっと立ちっぱなしでツライから、女性分くらいの椅子は配置したい。

そんな良いとこどりの半立食レイアウトは、椅子を壁際に並べてあとは立食用のチラシテーブルを配置するというもの。

ただ、このレイアウトで問題となるのは、椅子をどのくらい配置すればよいかという問題。

大抵新郎新婦様のリクエストは「できるだけ椅子は多く置いて欲しい」と言われるのですが、本当にその方がゲストは喜ばれるのでしょうか?

ここで大切なのは、パーティーにおいてゲストのためを想像する際には、必ず個別のゲストではなく、ゲスト全体の満足度を考えなければいけないということです。

これは二次会で必須のアイテム「景品」にも言えることなのですが、特定のゲストだけが嬉しい演出というのは、皆同じ会費を払って(男女に差を付けることは多いですが)参加していただく結婚式二次会においては不公平感が生じてしまうというデメリットがあります。

同じ会費を払っているのに、自分だけもてなされていない、と一人でもゲストに思われてしまったら、それはゲストにとって満足度の高い二次会とは言えないのではないでしょうか。

そして、半立食のレイアウトの場合、立食の割合が少なければ少ないほど、「ほとんどのゲストは座っているのに、何故自分だけ椅子が無くて立たされているの?」と感じてしまうゲストが出てきてしまう可能性は高いと思います。

そのため、半立食で椅子を配置する場合は、できるだけ椅子を少なくして基本は立食、子供や上司や少ない女性ゲスト用に着席のスペースを用意することをおすすめします。

全体のゲスト数が60の場合は、10程度、多くても20くらいに抑えて、あとは司会者に機転を利かせてもらって、「男性ゲストは女性に席を譲って上げて下さいね!」といったアナウンスをしてもらいましょう。

2 完全着席では新郎新婦様の孤立に注意

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結婚式二次会であっても、ゲストにずっと立たせておくのは忍びない…そんな気遣いができる新郎新婦様からリクエストをいただくことが多い「完全着席」ですが、このレイアウトを組む場合にも注意が必要です。

ドリンクのお代わりや料理を取りに行きづらい

完全着席は対応できるお店であっても、料理やドリンクを席まで運んでくれるお店は実は多くはありません。
(同じタイミングで、料理やドリンクをサーブするのはオペレーション上難しいのですね)
そのため、レイアウトが完全着席であってもサーブ形式はビュッフェ(ドリンクはカウンターに取りに行くグラス交換制)であることが多いです。

また、着席のレイアウトを組むためにゲストが通る動線が狭くなってしまってる場合は、なかなかビュッフェ台まで料理を取りに行くのが億劫になります。

私の肌感覚でも、完全着席のパーティー時には、料理の減りが遅かったりパーティー後に料理台に残っている食事が多かったりします。

ゲームが盛り上がりにくい

ゲストの腰が落ち着いてしまうと、得てして余興やセレモニーへの参加度、注目率は落ちてしまいます。
自分たちの話が盛り上がりすぎて、司会者の話を全然聞いていない、なんてこともしばしばです。

どうしても完全着席だと高砂や司会者に対して背を向けて座っているゲストも多くなってしまい、司会者としてはやりづらい事この上なかったりします。

当然ゲストに前に出てきてもらったり、移動が伴うような進行、ゲームイベントへの参加率は落ちてしまいますので、いまいち盛り上がりに欠ける、なんてことも少なくありません。

歓談中に新郎新婦様が孤立していないか注意

結婚式二次会と披露宴の違いとして、新郎新婦様が高砂席に座っている時間の長さにあります。

各種セレモニーやお色直し、再入場、テーブルラウンドなどが入るため進行がタイトになりがちな披露宴では、新郎新婦様が高砂に座っている時間も短く、むしろゲスト全員が新郎新婦様とお話ができる時間が無かったりするくらいで、新郎新婦様が孤立してしまう心配も必要ありません。

しかし結婚式二次会では、歓談中心のタイムスケジュールを組んでいる場合も多く、ゲストも一度高砂に行ってしまうとあとは席でゲスト同士の話に花を咲かせてしまうため、パーティーの後半の歓談では新郎新婦様が高砂にポツンと座っている、なんてシーンをよく目にします。

司会者は常に高砂に気を配ってあげた方が良いですね。

3 二次会の一番オススメは完全立食

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新郎新婦様にはあまり人気のないレイアウトですが、個人的に一番オススメのレイアウトは完全立食です。

何故なら他二つのレイアウトのデメリットを全て解消してくれるからです!

不公平感がない

ゲストは皆公平に立食!
良い大人の皆さんですから、2時間くらい立食で楽しんでいただきましょう♪

ただ、完全立食でも、パーティーの後半ともなればどこからともなく椅子を引っ張り出してきたゲストが座り始めるもの。
この時、女性ゲストのために椅子を持ってきてあげる男性ゲストは、好感度が上がる事間違い無し!!

余裕をもったスペースが作れる

椅子を置かない分、会場内のスペースには余裕が生まれます。
そのため、ゲストはビュッフェ台やドリンクカウンターにも行きやすくなります。

逆に、料理の減りが早くなったり、ドリンクカウンター前に列ができてしまわないか、バースタッフの数や熟練度などを確認しておいた方がよいでしょう。

ゲストがイベントに参加しやすい

立食のゲストは余興や進行に合わせて、移動をしてもらったり、高砂や司会者の方に向き直ってもらったりしやすいので、司会者は進行がしやすいレイアウトと言えます。

特に、ゲスト同士でグループを作っったり、前に出てきてもらうイベントがある場合は立食のレイアウトをオススメします。

ただし、完全立食では後ろのゲストが前(高砂や司会者の周り)で何が起こっているのか見えない場合がございますので、司会者が実況をするなど工夫が求められます。
会場全体を盛り上げるためには、より司会者の力量が求められるレイアウトとも言えます。

新郎新婦様も移動が自由な完全立食

立食のレイアウトであれば、歓談中高砂周りにゲストが途絶えてしまった場合でも、新郎新婦様は高砂から離れて自由にゲストの間を動き回ることができます。
これは半立食でも同様のことが言えるのですが、完全立食の場合はより新郎新婦様とゲストの距離感が近いパーティーになるかと思います。

 

最適なレイアウトは進行次第

個人的に最もおススメのレイアウトは完全立食ですが、会場によっては椅子をフロアの外や死角に移動ができない場合もございます。

また、完全着席の場合でも、新郎新婦様が移動できる動線を十分に確保して、各ゲストテーブルにお二人用の空席を用意しておけば、テーブルラウンドの様にゲストとの歓談を楽しむことが可能です。

重要なのは、最初から絶対に完全着席、または椅子をできるだけ多くしての半立食、といった風にレイアウトを決めてかかるのではなく、会場の造りや進行内容(ゲームにゲストの移動が必要な、料理のサーブ形式は、など)によって柔軟にレイアウトを考えることかと思います。

パーティーの内容が充実していれば、約2時間はあっという間で、例え立ちっぱなしであったとしてもゲストは気になりませんよ!!

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